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先輩の声

保育園選びで後悔しないために

医療的ケア対応の保育園を選ぶ際のチェックポイントを、経験者が語ります。

佐藤 恵子
執筆者先輩ママ

佐藤 恵子

宮城県仙台市

更新日: 2025/1/9
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保育園選びで後悔しないために


見学前の準備

確認すべき基本情報

看護師の配置(常駐か、時間帯は?)
受け入れ実績(何人の医療的ケア児を受け入れているか)
対応可能なケアの種類
保育時間(延長保育の有無)
給食対応(経管栄養の場合の対応)

質問リストを作る

見学時に聞きたいことをメモしておきましょう。緊張して聞き忘れることがあります。


見学時のチェックポイント

1. 看護師さんとの相性

「この人になら、子どもを任せられる」と思えるかが一番大切です。

チェック項目

話しやすい雰囲気か
医療的ケアの経験は豊富か
保護者の不安に寄り添ってくれるか

2. 保育室の環境

吸引器を置くスペースがあるか
医療機器のコンセントは十分か
静かに休める場所があるか
他の子どもたちとの距離感

3. 緊急時の対応

主治医との連携方法
救急搬送の手順
保護者への連絡基準

Kママの失敗談

「最初の園は『何かあったらすぐ連絡します』と言われて安心していたのですが、実際は『ちょっと熱があります』『少し咳が出ています』と、些細なことで毎日電話がかかってきました。仕事になりませんでした。

次の園では、『37.5度以上で連絡』『SpO2が90%以下で連絡』など、具体的な基準を最初に決めました。これで安心して働けるようになりました。」


先輩ママが重視したポイント

Lママ(3歳児・経管栄養)

「看護師さんが2人いる園を選びました。1人だと、その人が休みの日に預けられないので。」

Mママ(4歳児・吸引)

「家から近い園にしました。何かあった時にすぐ駆けつけられる距離が安心です。」

Nママ(5歳児・酸素)

「他の医療的ケア児が通っている園を選びました。先生方が慣れているので、説明が楽でした。」


慣らし保育のコツ

1週目:1時間だけ

園の雰囲気に慣れる
看護師さんとの信頼関係を築く

2週目:午前中のみ

給食(経管栄養)を試す
午前のケアを任せてみる

3週目:お昼寝まで

長時間の預かりに慣れる
保護者も離れる練習

4週目:通常保育

フルタイムで預ける

Oママのアドバイス

「慣らし保育は、子どもよりも親が慣れるための時間だと思います。最初は不安で、園の前で泣いていました。でも、先生方が『大丈夫ですよ』と声をかけてくださって、少しずつ信頼できるようになりました。」


入園後に気づいたこと

良かったこと

子どもの表情が豊かになった
他の子どもとの関わりで刺激を受けている
自分の時間が持てるようになった
仕事に復帰できた

大変だったこと

感染症をもらいやすい
朝の準備が忙しい
保育料が高い(医療的ケア加算)

Pママのコメント

「大変なこともありますが、それ以上に得られるものが大きいです。子どもの成長を見ると、『預けて良かった』と心から思います。」


保育園に通えない場合

居宅訪問型保育

自宅に保育士が来てくれるサービス
医療的ケア児も対象

訪問保育

NPO法人などが提供
1対1の保育

放課後等デイサービス

就学後の選択肢

保育園選びは、子どもの未来を左右する大切な決断です。焦らず、納得できる園を見つけてください。

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