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夜中のアラーム対策

医療機器のアラーム音で家族が眠れない問題を解決する工夫を集めました。

木村 香織
執筆者先輩ママ

木村 香織

宮城県登米市

更新日: 2025/1/11
391 閲覧

夜中のアラーム対策

「ピーピー」「ピピピ」というアラーム音で、家族全員が起きてしまう...。多くのご家族が抱える悩みです。


アラームの種類と対応

1. 吸引器のアラーム

原因

吸引圧の低下
カテーテルの詰まり
バッテリー残量低下

対策

寝る前に必ず吸引圧をチェック
カテーテルは毎晩新しいものに交換
バッテリーは満充電にしておく

2. パルスオキシメーターのアラーム

原因

センサーのズレ
体動
SpO2の低下

対策

センサーを固定用テープで補強
アラーム設定値を主治医と相談(85%など)
音量を下げられる機種に変更

3. 注入ポンプのアラーム

原因

注入完了
チューブの閉塞
空気混入

対策

夜間は注入しないスケジュールに変更
チューブの取り回しを工夫

音を小さくする工夫

先輩ママの裏ワザ

「タオルボックス法」(Fママ・6歳児)

「吸引器を小さな段ボール箱に入れて、周りにタオルを詰めています。音が半分くらいになりました!ただし、熱がこもらないように通気口は確保してください。」

「別室モニター法」(Gママ・4歳児)

「吸引器を隣の部屋に置いて、ベビーモニターで音を聞いています。アラームが鳴ったらすぐに駆けつけられる距離です。」

「イヤホン接続法」(Hママ・5歳児)

「パルスオキシメーターにイヤホンジャックがあったので、Bluetoothトランスミッターを使って、私のスマホに音を飛ばしています。家族は起きません。」


家族への配慮

上のお子さんがいる場合

別の部屋で寝てもらう
耳栓を使ってもらう
「協力してくれてありがとう」と感謝を伝える

パートナーとの役割分担

「今日は私が対応するから、あなたは耳栓して寝て」
交代制にする(月・水・金は妻、火・木・土は夫など)

Iさん(パパ)のコメント

「最初は妻に任せきりでしたが、交代制にしたら妻の表情が明るくなりました。自分も子どものケアに慣れて、自信がつきました。」


睡眠の質を上げる工夫

寝る前のルーティン

吸引を念入りに行う
体位を整える
室温・湿度を調整
自分もリラックスする時間を持つ

昼寝の活用

「夜中に起きるのは仕方ない」と割り切って、お子さんが保育園に行っている間や、昼寝の時間に自分も寝る。

Jママのコメント

「『夜まとめて寝る』という常識を捨てたら、楽になりました。昼寝は罪悪感じゃなくて、必要なケアです。」


それでも辛い時は

訪問看護の夜間対応

自治体によっては、夜間の訪問看護サービスがあります
ケアマネージャーに相談してみてください

レスパイトケア

短期入所(ショートステイ)を利用
月に1〜2回でも、まとまった睡眠が取れると回復します

「みんなの休憩室」で愚痴る

夜中に起きた時、掲示板に「今起きた...」と書き込むだけでも気が楽になります
同じ時間に起きている仲間がいると分かるだけで、孤独感が減ります

睡眠不足は、心身の健康に直結します。一人で抱え込まず、使えるサービスは全部使ってください。

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